深夜寝ていると トトが全身で寄りかかってきて ものすごいいきおいでふみふみして 轟音のように喉をならして なにごとかと思ったら
どのくらいぶりか わからないぶりに帰還した 缶詰の人に 「あなたのこと知りません」 とすねて訴えているのだった。
私はいうなれば当て馬。